【2026年版】Excel・VBA向けパソコンおすすめ5選|メモリ・CPU・SSDの目安とノートPC・ミニPCの比較

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「Excelの動作が重い」「マクロの実行に時間がかかる」と感じて、パソコンの買い替えを考えていませんか。Excelは用途によって必要な性能が大きく変わるため、スペックの見方を知らないと、高すぎる機種や性能不足の機種を選んでしまいがちです。

この記事では、Excel・VBA向けパソコンの選び方を、メモリ・CPU・SSDの目安とあわせて解説します。買い替えの前にできる対策や、ノートPCとミニPCの違いも紹介します。

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Excelが重くなる原因は?パソコンの性能だけではない

Excelが重くなる原因は、大きく2つに分けられます。

  • パソコンの性能不足:メモリが足りない、ストレージが遅いなど
  • ファイルやマクロの作りの問題:数式が多すぎる、画面更新を止めずに大量処理しているなど

後者が原因の場合、パソコンを買い替えても改善しないことがあります。まずは次の章の対策を試し、それでも重いときに買い替えを検討するのがおすすめです。

買い替え前に試したいマクロの高速化

大量のデータを処理するマクロは、画面更新と自動計算を止めるだけで速くなることがあります。

Sub 高速化して処理を実行()
    Dim i As Long

    ' 画面更新・自動計算・イベントを止める
    Application.ScreenUpdating = False
    Application.Calculation = xlCalculationManual
    Application.EnableEvents = False

    ' 大量のセルを書き換える処理(例)
    For i = 1 To 10000
        Cells(i, 1).Value = i
    Next i

    ' 設定を元に戻す
    Application.EnableEvents = True
    Application.Calculation = xlCalculationAutomatic
    Application.ScreenUpdating = True
End Sub

コードの解説:処理の前に画面更新・自動計算・イベントを止め、処理後に元へ戻しています。途中でエラーが起きると設定が戻らないため、実務ではOn Errorで必ず元に戻す処理を入れてください。

Excel・VBA向けパソコンの選び方4つのポイント

1. メモリ:16GBが目安

Microsoftが公開しているExcelの最小要件は、64ビット版Windowsで4GBのメモリです。ただし、これは「動作する最低ライン」であり、ほかのアプリを同時に開く実務では余裕がありません。

2026年時点では、16GBを標準的な目安とする解説が多く見られます。大きなブックや複数のOfficeソフトを同時に使う方は、16GB以上を選ぶと安心です。

2. ストレージ:SSDを選ぶ

ファイルの読み込みや保存の速さは、ストレージで決まります。HDDではなくSSDを選びましょう。容量は、データや動画の保存量に合わせて決めます。

3. CPU:メモリとSSDの次に確認する

CPUは、シートが大きく数式が複雑になるほど重要になります。ただし、一般的な事務作業や学習用途であれば、最上位のCPUは不要です。まずメモリとSSDを確認し、次にCPUを検討するほうが、費用対効果が高くなります。

4. Excelのビット数:64ビット版かを確認する

大きなデータを扱うなら、64ビット版のExcelが基本です。32ビット版は、使えるメモリに制限があります。なお、古いアドインや外部ライブラリが32ビット版前提のこともあるので、業務で使うファイルとの相性も確認してください。

ノートPCとミニPCの違い

どちらを選ぶかは、使う場所によって決まります。

項目 ノートPC ミニPC
向いている場所 外出先・複数の部屋 自宅や職場の固定の机
画面・キーボード 本体に内蔵 別途用意が必要
設置スペース 少ない とても少ない
選び方のコツ バッテリーと重さも確認 モニターとの接続端子を確認

出張や持ち歩きがない方は、同じ予算でも性能を出しやすいミニPCが選択肢になります。モニターやキーボードは、当ブログの「VBA作業が快適になるPC周辺機器完全ガイド」も参考にしてください。

【ノートPC】Excel・VBAにおすすめの2モデル

外出先でも使いたい方や、1台で完結させたい方は、ノートPCが向いています。上で解説したとおり、メモリ16GB以上・SSD搭載のモデルから選びましょう。

モデル CPU メモリ SSD 特徴
HP OmniBook 3 14 Ryzen 5 230など 16GB 256GB/512GB 14.0型の2K IPS液晶
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 Ryzen 5 7535HS 16GB 512GB 14.0インチのWUXGA IPS液晶

HP OmniBook 3 14

14.0型の2K IPS液晶を搭載した、14インチのノートPCです。CPUはRyzen 5 230などが選べ、メモリは16GBです。Windows 11 Homeを搭載し、Officeは選択できる販売ページになっています。

SSDは256GBと512GBの両方が同じページに並んでいます。 データや資料を多く保存する方は、購入時に512GBの構成を選んでください。

Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10

AMD Ryzen 5 7535HS、メモリ16GB、SSD 512GBの構成で販売されている、14.0インチのノートPCです。液晶はWUXGA(1920×1200)のIPSで、Microsoft Office 2024を搭載した構成も選べます。保証は1年と3年から選択できます。

本記事の選び方の基準(メモリ16GB以上・SSD)を、そのまま満たした構成です。Excelが付属する構成かどうかは、購入前にページで確認してください。

【ミニPC】Excel・VBAにおすすめの3モデル

自宅や職場の机で使うなら、省スペースで価格を抑えやすいミニPCが選択肢になります。モニターとキーボードは別に必要なので、手持ちの機器と接続端子が合うか確認してください。

モデル CPU メモリ SSD 特徴
Beelink SER8 Ryzen 7 8745HS 16GB DDR5 512GB Windows 11 Pro搭載
GMKtec M7 Ultra Ryzen 7 PRO 6850U 32GB DDR5 1TB USB4×2・Wi-Fi 6E対応
MINISFORUM UM870 Slim Ryzen 7 8745Hなど 構成による 構成による USB4・3画面出力対応

Beelink SER8

Ryzen 7 8745HS(8コア16スレッド、最大4.9GHz)、16GBのDDR5メモリ、512GBのNVMe SSDを搭載したミニPCです。Windows 11 Proが入っており、Wi-Fi 6に対応しています。

メモリとSSDが基準を満たした、バランスの良い構成です。発売から時間が経っている旧世代のモデルなので、最新の販売状況を確認してください。

GMKtec M7 Ultra

Ryzen 7 PRO 6850U(8コア16スレッド、最大4.7GHz)に、DDR5の32GBメモリと1TBのSSDを組み合わせた、余裕のある構成のミニPCです。Windows 11 Proが入っており、USB4を2ポート、2.5GのLANを2ポート、Wi-Fi 6Eを備えています。最大4画面の出力に対応しています。

大量のデータを扱う方や、複数のブックを同時に開いて作業する方に向いています。ページには、メモリは最大64GBまで拡張できるとも書かれています。

MINISFORUM UM870 Slim

薄型のミニPCシリーズです。販売ページには、UM780L Slim、UM870 Slim、UM750L Slimが並んでおり、CPUはRyzen 7 7840HS、Ryzen 7 8745H、Ryzen 5 7545Uが掲載されています。HDMI 2.1、DP 1.4、USB4を備え、4K・60Hzで3画面の出力に対応しています。

メモリとSSDの容量は、ページに記載された構成で異なります。UM870 Slimのどの構成を選ぶかによって性能が変わるため、購入前に必ず確認してください。

購入前に確認したいチェックリスト

  • メモリ:16GB以上か。増設できる機種かも確認する
  • ストレージ:SSDか。容量は足りるか
  • Windowsのバージョン:Windows 11に対応しているか
  • Officeの有無:Excelが付属しているか、別途契約が必要か
  • 保証とサポート:初期不良時の対応を確認する

※紹介した仕様は、楽天市場の販売ページの記載をもとにしています。価格やスペックは変動するため、購入前に販売ページで最新の内容をご確認ください。

まとめ

Excel・VBA向けのパソコンは、次の順番で考えるのがおすすめです。

  • まずマクロの高速化など、買い替え前の対策を試す
  • メモリ16GB以上・SSDを最優先で確認する
  • CPUは作業量に合わせて選ぶ
  • 使う場所に合わせて、ノートPCかミニPCを選ぶ

自分の作業内容に合ったスペックを見極めて、快適な作業環境を整えましょう。

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